黒猫兄弟と三姉妹

2016年7月8日。道端でガソゴソ動く箱を見つけた長女。蓋をあけると生まれたての子猫が4匹。その後三女が家に連れて帰ってきてしまい、三姉妹で責任を持って育てますという約束のもと我が家に4匹のちびにゃんこがやってきました。2匹は天国へ、もう2匹のくろいち、くろじはすくすく成長中!

生まれたての子猫を4匹拾いました。

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長女出勤前、

バス停まで歩いていると、

何やら道端にガサゴソ動く箱を発見。

 

 

恐る恐る開けて見ると…

「うわあっ」

ちらっと見えた動く小さな生き物、の群れ。

 

 

うわあああ

ねずみを筆頭にそれに似た小さな動物が苦手な長女は箱を閉めて退散。

 

 

 

しかし、

ちらっと見えたのと、

その後の鳴き声でおそらく猫だなと気づいた長女。

 

 

「うーーーん。いのちを置き去りにしてしまった…。小学生とか近所のおばあちゃんたちが拾ってくれるだろうか。そして育ててくれるだろうか。カラスに食べられたり、暑さで死んじゃったりしないだろうか。」

 

 

通勤中もひたすら捨て猫について、

調べていました。

 

 

そして、テスト期間で早帰りの三女に報告。

 

 

「たぶん猫が捨てられています。帰りにもいるか、見てきてください。」

 

 

 

昼過ぎ。

 

 

 

「いた。」

 

 

長女と次女のLINE会議が始まりました。

 

・どこかに電話するか?

・とにかく一旦保護してあげるか?

・面倒見られるか?

・母がキレるのではないか?

 

1時間以上の議論の末、

長女は仕事に行かねばならなくなりました。

 

 

「すまん、三女。あとは任せた。お金は出す!!」

 

 

そして1時間後に再びLINEを確認すると。

 

 

「やってしまった。」

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猫4匹、自宅に保護。

 

 

 

「里親一緒に探してください。」

「病院代も割り勘してください。」

「お母様が仕方ねえなってなるメール文面考えてください。」

 

と三女から。

 

 

犬猫は飼わない!

という意見を持つ母が帰宅する前にどうにか先手を打とう。

 

 

「箱の中で必死に生きている猫をりなと二人で見つけてしまいました。
2時間以上その場で考えましたが、どうしても命を見捨てることができませんでした。
まだ生まれたてです。
このまま死んでしまうのを見ていられなかったです。
3人で動物病院のお金出して、そのあと里親を探しますので、今日だけ許してください。」

 

「猫の写真」

 

 

母帰宅後、

メールが効き、

「どうするのー?」

と笑われて終わった三女。

 

 

第一ミッションクリア。

 

 

三姉妹LINEにて次女にも報告。

動物好きの次女は大興奮。

 

 

三姉妹会議の結果。

 

・まずは動物病院へ(1時間後に開院)

・費用は長女メイン出資

・お世話は夏休みに入る三女がメイン

・里親探しは長女・次女中心に

 

が決定。

 

 

まずはちびにゃんこたちを元気にすることがミッション!

その後里親探し!

 

 

三女が動物病院に連れて行き、

お世話方法などを教えてもらいました。

 

 

そして長女・次女も帰宅後、

三女からミルクのあげ方、排泄の手伝い方のレクチャーを受ける。

 

 

父母は、

「関与しません。」

と言うものの、なんだかんだ気になり子猫と三姉妹の近くをうろうろ。

 

 

深夜12時を過ぎても、

家族5人でダンボール箱の周りを囲んでいる光景はなんとも不思議でちょっぴりあたたかかったです。

 

 

 

さてさて。

ちびにゃんこたち、これからよろしくね。

 

 

 

三姉妹